7月23日に長岡リリックホールにて、保護者をはじめ障害児者関係機関等260名の方のご参加がありました。前半はおおぞら療育センター施設長横地健治先生より「障害者自立支援法の施行と重症心身障害児（者）の今後」と題した講演をしていただき、障害者自立支援法の施行による各方面への影響が現時点でどのようなものになるのかを具体的な数値等でご説明していただきました。

後半は横地先生と、実際に当園を入所や在宅サービスでご利用されているご家族に参加していただき、意見交換会を実施しました。ご家族からは今回の法改正により、自分の入所している子供や兄弟姉妹が、このまま入所施設で生活ができるのか、費用負担が今後どのようになっていくか等、家族が抱える不安が明確になり、行政や我々サービス提供者が検討すべき課題が明確にされたと思われます。

参加された方の声として、まだ今回の法改正では不明な点が多く今後も療育園の役割として情報提供をしてほしいなどの声が寄せられました。今後も当園では入所・在宅の利用者の皆様にわかりやすいかたちで情報を提供し必要な支援を行わなければならないと改めて実感する講演会となりました。